まだ農薬を使わないで頑張っている苺ちゃんです。

だいぶ味が乗ってきた。

ひとくち齧ると、果汁がものすごい勢いで口の中にあふれる。

酸味もあって種のプチプチ感があるの。

5/13月曜日の暴風雨。その翌日は日がカーっと照る蒸し暑い晴れの日(このパターンがオソロシイのだよ)

昨日から今日の嵐のような暴風雨。

こんなふざけた天候の中、農薬を使わないで露地栽培の苺を作っているわたくしであります。たぶん正気ではないと思います。

農業関係者は、私のこと心配してる人が多くて大丈夫か?と聞かれますが、たぶんその大丈夫の前にカッコで(頭)大丈夫か?と言いたいんだろうな。

えっと正直大丈夫じゃないですね。だからこんな愚痴みたいな投稿書いてるわけで。

家庭菜園での農薬不使用は時々聞きます。

たいていの場合はとんでもない状況になってます。

産業としての農業で、しかも露地栽培いちごに農薬使わない。

家庭菜園だったら、今年ダメだったー。また来年ね。と言える。でも私は仕事にしているんだ。

とてもとても頑張っておりますが、月曜日から木曜日にかけての耐え難い暴風雨。なんとかならんのか。

オーガニックとか有機農業ですねと農業関係者以外の方に簡単に軽〜く言われると、かなりイラッとするわたくしでもあります(苦笑)。

この異常な天気。この負荷が農業者に真っ先に降りかかってくる現実。

大自然の変化を敏感に感じ取る農業者は、異様な気候にただ耐えるしかないのだろうか。

農薬使ってもどうか批判しないでいただきたい。

東京の汐留の高層ビル開発で海風を遮ったため、埼玉などの夏の最高気温を上げたという大学の研究を読んだことある。でも都内ではまだまだ高層ビルが建つそうで。

ということは田舎で残土の埋め立てがあるということで。まぁうちの近所なんだな。

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4737

少し前にヨーロッパでは農業者のすごい抗議が起きたようです。

日本ではそういうの無縁なのかなーとかいう声もあるようですが

いやいや、歴史の教科書には百姓一揆が載ってますがな。

どうかこれ以上の開発行為より、食べ物を作りやすい環境作りにエネルギーを注いでほしいなと

暴風の吹き荒れている5月半ばの夜に思うのです。

報道でキャベツが高いとか値段ばかり言わないでほしいな。それには理由があるのだから。

その理由と異常気象の原因を報道しなさい。と上から目線で呟いてみる、暴風の吹き荒れる夜なのであります。